神社の建築様式について

このブログではほとんど触れてませんが、神社の建築様式について少々。

神社には様々な建築様式がありますが、伊勢神宮に代表される神明造、出雲大社などに見られる大社造などなど、特定の建築様式を持つ有名な神社の名前が、そのまま名称として使われることが多いようです。
そのほかにも住吉大社に見られる住吉造、春日大社の春日造、日吉大社の日吉造など、いろいろあります。

流造の本殿
青森で一般的に見られる本殿の建築様式は流造と呼ばれるものです。
これは、青森に限らず最も普遍的に見られる建築様式だそうです。

拝殿の方は入母屋造とか、まあいろいろです。

流造というのは、横から見ると屋根が「へ」の字に見えます。
「へ」の棒が長い方が正面で、屋根が庇状に前にせり出しています。
これに似た様式に切妻造というのがありますが、細かくてわたくしには違いがよくわからないので、各々辞書等で確認してください。

入母屋造はなんとなくお寺っぽい感じの様式です。
日吉造に似ている気がしますが、庇が若干違うんですね。
ただ、屋根を正面から見ただけだと、両者の違いはほとんどわからないと思います。

神社建築は寺院の影響を受けて発展してきたといえるのですが、その辺はあまり深く考えることはないです。
そもそもブログ内で建築様式について触れたことなんかないですし。
ああ、身も蓋もないことを言っちゃった。

建築様式については実際に見た方が早いと思うので、建築に興味がおありの方は、有名な神社のサイトに行って画像を見るなり、神道事典とか建築関係の本を見るなりしてください。

無責任だなあ。